講義科目のゼミ的運営

 学会出張中に考えていた事ですが、2部「北米文化論」で学生からゼミは持たないんですかと聞かれた。僕は一般教育の英語も4クラス担当しているので、英米文化学科のクラスは1部3,4年のゼミ2クラスと、2部の半期の「北米文化論」しか持てない。
 それで30数名の時もあったが、最近は10数名なので、この科目の中で試験やレポートの代わりに、授業途中と最後の2回を学生のプレゼンテーションの時間にしようと考えた。試験だと学生は資料を暗記しようと考えるだろうし、レポートだと学生と教員との関係に終わってしまう。
 プレゼンだと学生の発表に、他の学生が質問したり意見を述べたり、学生間の双方向のやりとりが生まれる。今年の3年のゼミでも2学期最初の2時間を卒業研究の仮テーマについて発表し質疑をした。
 つまり講義科目だけれど少人数なので、受講生が参加できる枠組みを考えてみたと言う事です。書いてみると別に新機軸でもないけれどまぁやってみようかと。