仙台で
25日(土)千歳空港で、今年のゼミの卒業生二人と会う。一人は丸井のお店で、一人はANAのカウンターで一生懸命に仕事をしていた。ホッとしてビフカツ(とビールで乾杯)。
12時に仙台空港に到着しバスで市内へ。空港傍の航空大学辺に瓦礫やつぶれた車が大量にある。1時間弱で仙台駅。ホテルでチェックインをして、東北大片平ホールへ。2時から「亡霊で読むアメリカ文学」のシンポが始まる。山嵜先生はフォークナーの『アブサロム』の語りと亡霊について、坂野先生はゴールドスタインの『ダーク・シスターズ』における新しい亡霊について発表。3番手の僕はコーマック・マッカ−シーの『越境』における越境と亡霊について中途半端な報告をする。質問も結構(失礼)鋭くて面白い。
無事終わって7人ほどで駅前の「ザ・ワタミ」で呑む。ただ1名の院生(東北大)は震災で小学校に避難したらしいが、青森出身で、妹が北海学園大学の法学部を卒業したらしい。で妹の大学を見に来て、僕のシラバスも読んだとか。
でも学生が溺れ死んだ人の死体のそばを歩いて家にやっとたどり着いたとか、身近に被害者がいる話を聞いて身につまされる。でも1次会の後、学会では初めてカラオケに行って盛り上がる。
よく日曜日は札幌行が2便しかなく、10時45分の便で。いつものように早めに行って、のんびり土産物でも見つくろうかと考えていたが、待合室しかない。ほかはすべて閉鎖状態でした。
12時に千歳に着き、列車待ちでホットドックとビール。1時半に帰宅。2時から4時までテニス。そしてシャワーとビールの後、空港で買ってきた空弁で夕食。充実した週末でしたが、休みが無かったので、水曜日に休もうと。