シカ肉のhmbrgから肉遍歴?へ

 テレビ塔近くのフレンチ・イタリアンのお店で昼食。メニューにあるエゾシカのハンバーグを注文した。以前、狸小路のハンバーグ専門店でも同じハンバーグを試してみたけれど、なかなか美味しいのにあたらない。かえって内臓の肉を使ったハンバーグの方がよかった。
 テレビのB級グルメの番組で、新橋の「牛かつおかだ」の「ピンク牛かつ」が紹介されていた。ビーフ・カツに目がない僕としては見逃せない。しかも10月に学会があった時に泊まったのが新橋だっただけに、この情報を早く知っていれば行けたのに。
 東京にあって札幌にないものはたくさんあるけれど、「Tボーン・ステーキ」がその一つ。アメリカで何回か食べたことがある。サーロインとフィレ部分を、骨をはさんで一枚のステーキとして焼いたTボーン・ステーキは2種の部位が食べられ、また骨の周りの肉って美味しいです。骨つきのまま切り出したその肉のかたまりがTの字に見えるのが名前の由来。
 アメリカでは「プライム・リブ」も家族と食べた。4人が皆プライム・リブを注文すると、一人前1ポンドもあるようなでかい肉が4皿出てきて、みな食べ残したテーブルを写真に撮った記憶がある。リブ(肋骨)の周りの中で一番肉質がいい部分を指したのが名前の由来だろうが、厚めのロースト・ビーフのような調理法を今では指すようだ。
 ロースト・ビーフといえば、ロンドンの名店シンプソンズで食べた時の付け合せはヨークシャー・プディングではなく蒸しキャベツだったのが印象的。またジョンソン博士が通ったといわれる「オールド・チェシャー・チーズ」でも食べてみました。でも一番おいしかったロースト・ビーフ鎌倉山のロースト・ビーフです。最初に本店で食べた時のビーフの肉質と焼き方、脂身の付き方、グレービーが最高においしかった。その後も本店や横浜店に行ってみましたが、最初時の感激は得られませんでした。
 ラムも好きなのロースト・ビーフだけではなく、メニューにあるとでロースト・ラムもロンドンでは何回も食べてみました。ニューヨークでも、メニューにラム〜とあると注文をしたくなり、ラム・チョップが3〜4本くっついたラム・ラックも確かMOMA(近代美術館)のレストランで食べました。お酒もそうだけれど癖のあるものが好きなので、肉も癖のあるのが好みです。何か食べ物の話になると止まらなくなるような気がする?