一番乗り

 7時過ぎに大学に来てみると全教員200数十名の中で僕が一番乗りだった。自慢にはなりませんが。何せ4時に目が覚めてしまい、2時間ほど仕事をして、始発のバスに乗り7時過ぎに大学へ。
 授業は午後からだし、来週の第2回教務委員会のための資料作りはほぼ終わっているのですが、実は議論の進め方が検討課題です。
 いくつか議論の進め方を用意しておいて、その進み方によって、次の方向性をある程度考えておかないと委員会の中で急には対応できないのです。普段の会話では即応できるのですが、事務長レベルだと僕よりも経験や知識もありますし、いろんな考えを持った人の議論を交通整理するためにはかなり準備をしておかないと。
 もちろんそれでもその通り行くはずはないけれど、ラフ・プランをもって会議に臨まないと混乱だけですまない可能性があるんですね。以前ある会議で議長が何も準備をしてこない事がありました。そこでは議論が混乱するというよりも、議論にならないねと言う無力感が漂っていてつらいものがありました。能力以前に議事進行に対してどう責任があるか全く考えていないようなのですね。
 だからあまり有能でではない議長としてはできるだけ準備をしておきたい。会議がスムースに進行すればベストですけれど、少なくとも出席者の時間を無駄にしないように、会議の準備を責任者がしているという身振りが理解されると、議論の暴走や脱力した雰囲気にもならないと思います。多分?