危なかしい船出

 入学式では略礼装をして式の1時間半前に集合して写真を撮る。白いネクタイを初めて締めました。北海道では結婚式でも親族以外はダーク・スーツでいいので、ホワイト・タイはこのために購入。
 大学に行くと、できるだけ教務センターに顔を出して、センター長の机(机だけで、部屋はありません)で用意されているシャチハタで、必要書類に決裁の判を押します。
 昨日は共通教育の英語の受講生調整。終わって帰ろうとするとエレベータでで会ったH先生から教務センター長がある委員会の委員になっていないのはおかしいと言われる。この先生は瞬間的な遭遇で自分の考えを一方的にまくしたてて去って行く人です。
 実はこの件については思い当たる。教務センター長は自動的にいろんな委員会に所属します。また教務委員長として教務委員を必要な委員会に送り出す。今回の問題になっている委員会へは自分が入った方がいいかどうか、前任者に聞いてみたんですが、入らなくても済むのなら入らないでいたい、というニュアンスの聞き方をしたので、それをくみ取って、入らなくてもいい事になった経緯があります。
 と言う事は、「入らなくてもいいが、入った方がいい」という状況の前者を選んだ僕に対して、後者であるべきだという反論は成立する事も予測していました。今自分がいるポジションは、様々な局面で判断を求められ、その判断が広い場面にさらされる事になっています。異なる判断や反論に対して、予想・準備していて、必要なら撤回・訂正する。そんなこれからの一つの、あまり大きくない問題に出発そうそう出くわした思いがして。
 今日はこれから東京へ。これは中学時代の仲間との小旅行です。あまり屈託をしないで出かけなくては。