スポーツと身体と精神

 年令を重ねても昔と同じような失敗を続けているが、28才で初めたテニスが今年はステップ・アップしたような。
 スピン・サーブを習得したとか、バック・ハンドのトップ・スピンができるようになったとか、分かりやすい上達ではない。でも明らかに、この春加盟団体戦で素晴らしい?戦績を上げたあたりから、自分のテニスが変わってきた。
 先ずサービスのスピードを上げました。それと自分よりうまくない人と70%の力でやって、ゲームがリードされたら、90%くらいにまでギア・チェンジをして勝てるようになった。
 どうも技術よりもパワーを褒められる事が多かったが、バック・ハンドのリターンや、ロブ、ボレーもある程度思うようにコントロールできるようになったような気がする。
 たぶん身体能力の向上ではなく、テニスを意識的に考えた結果だと思う。今までの考えていたのだけれど中途半端だったように思う。最近はテニスをしながら意識的にワン・ショット毎に反省と修正をするようにしている。スポーツと身体と精神の関係が重要なのだと思うけど。
 結果として、パワーに技の多彩さが少しだけ加わったような。年をとる事も悪い事ばかりではないと知るだけでも、少し気が晴れる。すると少し酒が進んでまた・・・