教務と学会

 教務委員は30代で教養部の、50代前半で経済学部、そして最後?だと思うけれど50代後半で人文学部の教務。人文学部は2学科2名づつで僕は英米文化学科のサブです。来年はチーフ。しかし学部としては日本文化学科がチーフを出す順番なので、僕は教務委員会には出席するが、学部を代表する教務委員にはならない。
 今回アメリカ人女性のチーフと組んで、英語の勉強になります。この女性は昨今の日本女性よりも日本的かも。穏やかで責任感があります。ほとんどバイリンガルですが、それでもややこしいカリキュラムの話になると、限界もあり、イライラする事も。僕ら(僕と日本人の教務事務)も結果的にチーフの頭越しに話を進める事もあったが、今はお互いに話し合って解決しました。
 さて現在の非常勤講師が事情があって来年できないケースもあり、非常勤探しは教務委員の重要な仕事です。そこで標題に挙げたように普段の地道な?学会活動が生きてきます。非常勤講師を探すために学会に参加しているのではありませんが、ある程度人を知っていると、適切な人事が進めやすくなります。仮に本人を直接知らなくても、信頼できる人を知っていれば、その人の推薦する人はかなりの確率で信頼できます。
 そんな仕事と人間関係の作用の不思議さに思い致す今日この頃です。でも自分の原稿締め切りが今日だという事は忘れてました。