ユダヤ・パンって

 べーグルってアシュケナジ(ドイツ・東欧圏のユダヤ人)が17世紀にポーランドで始めたらしいです。僕はユダヤ教のコーシャに基づく食べ物だと思っていました。
 それでイースト菌を使わないと思っていたのですが、特徴は卵、バター、牛乳などの動物性蛋白質を使用しないので、低脂肪でヘルシー。かつビアードさんが言ったように生地を発酵させた後に湯通しをするのでもちもちとした独特の食感があるという事のようです。
 アメリカへは1880年代にもたらされ、その後東欧系ユダヤ人の社会がある都市を除いては一般的ではなかったらしい。アメリカでも一般に普及したのは1980年前後と言うから、比較的新しい食文化のようだ。日本ではこの10数年でニューヨーク・ベーグルが入ったきた。だから以前は「ユダヤ・パン」という呼び方もあったらしい。
ベーグルの定番はロックス(スモークト・サーモンのようなもの)とクリーム・チーズ。あとはお好みで玉葱やトマトのスライス。