講演とシンポジウム

 2日目真面目に講演を聞く。日本に在住するアメリカ人詩人アーサー・ビアードさんの話が面白い。「おむすびころころ」をもじった「ベーグルころころ」という日本語と英語の詩の創作と翻訳について。基礎ゼミの学生に話せそう。このブログは後から間違いを訂正したり、書き足したりしていますが、名古屋大の長畑さんのブログに詳しく書いているので、許可をもらって学生用プリントを作ろうかなどと虫のいい事を考えてしまう。もっとも彼はパウンドの専門家なので詩についてはプロなのだ。で僕は大学時代に西脇順三郎の詩が好きになって英文科を選んだこともあるので、パウンドも含めて詩には関心はあります。ベーグル詩のイグナトウの詩集も何故か持っているし、シンポの資料の村上さんが挙げていた石原吉郎の詩には一時期いれあげていました。
 しかしこの講演がおして次のプログラムがすべて15分遅らせる事になったのは主催者にとっては大変だったでしょうね。秋田から帰る便が決まっている参加者が多いのでシンポの途中で人が減っていく事になりそう。
 さて昼はお二人の先生と歩いて駅に戻って稲庭うどん。午後は冷戦に関するシンポジウム。もう一つの中部のシンポの会場で平石先生と講演原稿の事を話す。向こうに昨年仙台でお世話になった東北支部事務局の清水さんが見えたので挨拶しようと思ったが忙しそうなので遠慮する。
 夜は10時過ぎの夜行で金沢に帰る北大後輩の久保君と「秋田杉」で比内地鶏の刺身など。落語について熱く語りあう。やはり落語は志ん朝。2次会に予定したホテルのバーは休みで、スタバでカプチノを飲みながら話の続き。
 3日目はチェックアウトして、お土産を買い、バスで空港へ。バスの中では藤女子大の伊藤先生と集中講義の実施(予算や履修の事など)についてお聞きする。空港では早めの昼食に「きりたんぽラーメン」に挑戦するがこれは・・
 3時近くに帰宅し、荷物を持ったままコートに行く。なぜか週末しかいない仲間がいるのにあらためて今日は連休だと気づく。家に戻り、荷物を解き、コーヒーを飲んで、コートへ。腰痛なのにテニスを50分ほど。充実した3日間でした。