お気に入りのハンバーガー

 時々通勤の途中でマックのソーセージ・エッグ・マフィンとハッシュ・ポテトを買って研究室で食べている。最高の味とは言わないが、不味美味(「まずうま」と読んでください)でもない何故か好きな味です。ハッシュ・ポテトならぬhash brownを25年前はじめてニューヨークで食べた時の事を覚えている。ホテルの朝食でたたみいわしみたいな不思議なジャガイモ料理に遭遇した。
 家では近所のモス・バーガーから買って食べるチーズ・バーガーとオニオン・フライとモス・チキンが定番です。ここは食材に気を使っているので安心。モス・チキンも最近とみに味の落ちているK・フライド・チキンよりクリスピーで美味しい。
昨年9月にカナダのセント・キャサリンに居た時は大学の傍のマックで朝はソーセージ・エッグ・マフィンとハッシュ・ブラウン、昼はアンガス・ビーフのクォーター・パウンダーとフレンチ・フライ(と時々ビール)が主食だった。パテが4分の1ポンドのクォーター・パウンダーは日本でも食べられる。アンガス牛の粗挽きが美味しかった。
 ニューヨークにいた時は、Burger Heavenというチェーン店もあったけれど、近所のPrime Burgerがお気に入りだった。ある時バンよりもトーストした食パンの方が好きなので、食パンをトーストしてと注文すると作ってくれた。
 実は最初のハンバーガーも僕と同じスタイルだったらしい。アメリカのハンバーガーの創生神話によると、1895年コネチカット州ニュー・ヘイヴンのLouis' Lunchというサンドイッチ屋さんがステーキをカットし後の余った部分を挽いて、チーズと玉ねぎとトマトをそえて、トーストした食パンに挟んだらしい。僕の好みのハンバーガーなのでぜひ一度行ってみたい。この元祖ハンバーグ屋さんでは、今でもバンやケチャップ、マスタードを使わないハンバーグを4代目が守っているらしい。ニュー・ヘイヴンはイェール大学のある町です。
 ただ角食だとパテのない4角が発生してさびしい?パテを自分で作るなら食パンに合わせて四角にするといい。挽き肉は牛と豚の合挽きで粗挽きの方が、味も食感もいい。