試験の季節

 さて7月に入り、いよいよ1学期も大詰め。試験やレポートの連絡をする。1学期担当している6クラスのうち4クラスが1年生。レポートや試験の意味についても説明する必要もある。
 今日の基礎ゼミ(人文学部英米文化学科)では「レポートの書き方」について、基礎ゼミ用のテキストの該当部分と、パワー・ポイントを使用して話をする。
 学生は単位を取る事に夢中で、試験の準備が、学んできたことの復習と再確認になり、また教師が何を言いたいかを理解する、コミュニケーションの重要な練習になる事を理解してもらいたい。
 以前1000人近くの学生に現代文化論(実質アメリカ文化論)を担当していた時に、試験直後の学生の掲示板への書き込みに触発されて書いたものを、アレンジして使う。授業に出席することの意味と教員の講義と試験に対する考え方など。担当者は講義で重要だと思う事を話し、試験ではそれを出すはずだから、授業に出て、よく話を聞き、きちんとノートを取ってそれをまとめ、試験前にそれを復習すればだいたい良以上は取れると思うけれど。