I Shall Be Released

日曜の朝、公園を散歩してる時にアイフォンでこの曲がかかった。シャッフルして勝手にかかると思いがけない時に思いがけない曲がかかる。もちろん自分で入れたんだけど。
 たまたま幼馴染のブログで、老後の生活に生きがいは要らない。老後の生き方などについての過剰な情報に惑わされずに、マイ・ペースでほっこり生きればいいとあって、我が意を強くした。
 これもたまたま神谷美恵子さんの『生きがいについて』が「100分で名著」で取り上げられていて、障害持った人、病気の人、これから長い人生を生きるひとには、生きがいは必要だろうが、老後を健康にのんびりと生きようとする人たちには生きがいはそんなに必要ないかと。
 生きがいを持つことは大事な時期、人々もいるけれど、それがないとダメとか、強要されるものではなないかな。
 神谷さんについてはヴァージニア・ウルフについて研究している時に、ウルフの伝記を書いているので知っていました。今回の彼女の経歴を知って思っていたよりもすごい人だなと思いました。
 でI Shall Be Releasedに戻ると、何か宗教的な救いについての歌かなと思っていましたが、ダイレクトに刑務所から釈放されるという解釈もけっこう流通しているんですね。ネットでのアメリカ人の解釈もそれがありました。しかし、だとしても、救いについての歌でもあると思いました。その辺りを少し詰めて考えてみようと。
 これは11歳年上の元同僚の先生と「しま田」で飲んだ時の、刺身の盛り合わせ。ここは美味しくて値段も高くなく、かつ見た目もきれい。