本の整理

昨日は図書館に返す研究図書の整理がほぼ終わりました。あとは除籍候補の本300冊が法人から許可されば処分できます。研究図書費で購入した本は基本的に大学図書館のものなので返します。最初から買った本人のものなるのは札幌大学くらいでしょうか。でも図書館自体が収容能力をはるかに超える図書がすでにあって、個々の教員が研究図書で購入した本も大学の財産とする今のシステムではどうにもならないようです。その中で除籍を認められれば、家に持ち帰るか、誰かにあげるか、残念ながら廃棄するか。それと自分で買った本が1000冊くらいも家に。
 研究室は10年前に経営学部開設に合わせて作られたもので、入口左に集密式の書架が5本、棚は両面で10面。1面は400〜500冊収納。図書館地下の閉架のように電動式ではなく手動ですが。壁の棚の分を入れると全部で7000〜8000冊くらいでしょうか。

 自宅の小さい書庫は2000〜3000冊、2階の書斎の書棚は2000冊くらい。家の本も数年にかけて1000冊くらいは処分しました。今また研究室から持って帰る分のスペースを作るためにちょっとずつ処分しています。
 たぶん合計1万3千冊くらいのうち、5000冊を大学に返して、3000冊くらいを処分して、5000冊くらいを家に収納する事になりそうです。これが家で一万冊くらい収容するとなると、もっと本棚がたくさんある本格的な部屋を1階に作る必要がありますが。うちは家内の許可が出ないでしょうし、僕もたくさん本が身の回りにある生活が大事とは思わなくなっています。
 断捨離を毅然と実行しているのでは全然なくて、あまり目的もなく買い続けてきた本なので愛着もないのがちょっと残念です。捨てるのに少しは申し訳ないと言う気持ちもあります。でも身辺がすっきりする快感の方が強いかも。