20年ぶり

昨日から英文学会で京都に来ています。実は昨年10月のアメリカ文学会の会場も今回と同じ京大なのですが、こんな事も時々あります。また同じ場所かともいえるし、短期間で同じ場所に来ることで、気に入った場所を再訪できるし、メリットもあります。
 今回は司会や会議もないので、他の人の発表やシンポジウムを聴く事と研究仲間との交流が中心です。という事で(なぜか)家内が同行する事に。名目上は体調のすぐれない老齢の夫の介護で、実際は自分も久しぶりに京都を見てみたいという事のようです。
 それで20年前に家内と行った(と思う)清水寺に行ってみました。結論はよかった。午後遅くホテルにチェックインをしてコンシエルジュに聞くと、たいていの神社仏閣は9−5時で、6時まで開いているところは清水寺くらいですよと言われ、タクシーで15分くらい1500円くらいで到着。そのタクシーの運転手さんに京都の情報をいろいろときく事ができました。
 終わりころに行ったので、環境客や修学旅行生が少なく比較的ゆっくりとみる事ができました。よかったのは清水寺というよりもその舞台から見下ろすモミジの森と京都以内の遠望でした。記憶では卒塔婆がたくさんあったような気がするのですが、それよりも森の新緑がとてもすてきでした。
 そのあとは、四条河原町まで1時間ほど散策。建仁寺、八坂神社、祇園の中通を経て、予約をしていた「たん熊」の高島屋店に。ここは本店ほど高くなくカジュアルな雰囲気でした。散歩の途中で和食のお店のほかに、牛肉を出す店が多く、やはり牛肉文化の京都(関西)だと納得。例によってビフカツも予定に入れなければと決意?
 もちろん今日は学会に出かかけて勉強してきます。そうだ京都の人はいけずとも言われますが、昨日道を聞いた4人の人(男女、若い人、中年)はみんな親切でした。観光客慣れしているというか、そういうのではなく自然と困っている人を助けるという感じで好印象。でもホテルやレストランの接客はいまいちという感じです。