小さな支部

学会の事務局のKさんから今年の名簿を確定する連絡をもらい、退会する人がけっこういて少し寂しい思いをしました。定年で退会する人が増えてきて、世代交代の感もあります。A文学会の北海道支部は、支部会員86名、本部会員38名のとても小さな支部です。全体で22.00名くらいいたのが1,700名くらいに減り、今は1,300名くらいでしょうか。北海道支部支部会員100名前後、本部会員50名前後いた時期もありました。
 やはりこの20年くらいの文学離れと、それによる院生=若手研究者の減少、そして大学院を出ても北海道に就職先がなく、本州の大学に赴任するケースが多いです。今回は九州出身で札幌の大学に赴任して、支部会員+本部会員になった若手研究者がいましたけれど。
 このまま減っていくと、なくなるのではないかという危機感。ま、それはないけれど、代議員会と言う学会の議決機関に行くと、肩身が狭く弱小支部の悲哀?を感じるのは、会計報告の時の会費納入の部分で会員数が分かる時ですね。圧倒的に東京支部が多く、次が関西支部、その後は九州、中部、中四国、東北、そして北海道。北海道支部の代議員として、東京・関西支部と、何らかの投票の際に同じ1票を投じていいのかという感じもします。