歩いた

 事情があって?月曜日に美しい浜辺を見るためにずいぶんと歩きました。北海道の西に積丹(しゃこたん)半島があります。そこには日本の渚百選に選ばれた島武意(しまむい)海岸とその先には北海道遺産の神威(かむい)岬があり、例によってバスを乗り継いで行ってきました。家を8時前に出て、島武意海岸前にバス停に着いたのが11時前。北海道以外の読者(いるとして)のために、アイヌ語(だと思います)に漢字をあてた北海道特有の地名に読み方をかっこ書きえで付け加えました。
 まずはウニ丼で有名なRK荘に行くと今日はウニが取れなかったとの事。仕方なく近くのRKに行くとありました。名前が同じなので系列店かと聞くと別経営と答え、親戚かと聞くとそうだと答える。どうも親戚で同じ店名でライバルの様だった。その辺りの関係は面白そうなのだが、ウニ丼はいまいち。今日は取れなかったと答えた店の方が良心的なのかも。
 さて食後向かった島武意海岸は、狭いトンネルを越えて、急な階段を随分とおりてたどり着いたせいもあってか、絶景でした。白い砂浜と積丹ブルーの透き通った海がきれいで、そこでおにぎりでも食べたら良かったかもしれない。浅瀬を眺めていると、小さい石の下から沢蟹がかさかさと横歩きで出てきました。日光で温まった海中の石に同じような色をした小さな魚が体を押し付けるようにしてのんびりと休憩していました。見ている方ものんびりとそんな風景を1時間近く楽しんだ後、バスで20分ほどの神威岬へ。
 ここでは帰りのバスまで1時間くらいしかなかったので、少し慌ててまた階段を上がり降りして、岬の先端の灯台へ。僕は行けませんでした。急な階段が膝にきて、脹脛もつっていたので後はかみさんに託して?リタイア。先に休憩所に戻ってソフトクリーム。
 でもここもけっこう絶景でした。広い海と大きな空と緑の絶壁。でも風が強かった。ここから小樽までのバスが3時15分が最終なので、5時半に小樽につき、駅近くの藪半でおそばを食べて帰宅。