子供のしつけ

 今週の夕食会3連荘の最初火曜日はカナダ・コースの先生の歓迎夕食会で、学長が風邪をひいたので、急遽代わりに出てほしいと言うので参加しました。挨拶はしなくていいでしょうと秘書の人に確認しましたが、密かに英語の挨拶を用意したのですが、残念ながら出番なし。
 会場は中島公園そばのライフォート・ホテル。何となく記憶にあると思ったら、30数年前に同じ場所にあったアカシア・ホテルで友達の結婚式があったんだった。代替わりと言うか、持ち主も変わって綺麗なホテルに変身していました。
 食事は和食・洋風・中華の3種で、学長主催のせいかけっこう美味しかったです。さて主賓はカナダのアルバータ州レスブリッジ大学からの交換教授で、40代初めの女性の考古学者。ご主人がベルギー人のIT関係の仕事をしているらしい。
 子供が7歳と3歳の女の子。上のお嬢さんが近所の小学校に通っているらしい。交換教授の住む大学のゲスト・ハウスがキャンパスの隣にあって小学校もすぐそば。この二人の女の子がとても可愛らしいのですが、印象に残ったのがご両親の子供に対する向き合い方。
 きちんと子供の話を聞き、教え、説明をしつつ、諭したり静かに叱ったりする。その愛情に満ちた、でも毅然とした態度が見ていて気持ちがいい。親の年令も若過ぎず、知的レベルも高いせいもあるでしょうけれど。日本ではなかなか見られない光景のように思えました。