今度はGive Me Reason

元TrafficのDave Masonも好きなギタリストです。前のJ・J・ケールとは少々肌合いが違うけれど、20代の時に「祐天堂」で聞いた僕の懐メロです。アルバム・タイトルはSplit Coconuts"。メーソンのスタイルが流暢な流れるようなギターですね。音の粒立ちは明快。ボーカルもクリアで、ディランの「見張り塔からずっと」を授業で紹介するときは、メーソンのバージョンを使います。
 「見張り塔からずっと」にはジミ・ヘンドリックスの演奏もいいですが、これは友人のメーソンがジミを連れて行ったパーティで聞いた「見張り塔からずっと」を自分のElectric Ladylandに入れたという事です。
 メーソンのいたバンドトラフィックのメンバーではSteve Winwwoodが一番有名でしょうか。Winwwoodの少々甲高い歌声が好きで、80年代のArc of a Diver, Talking Back to the Nightなどよく聞いていました。ロンドンにいた時にコンサートがあったのですが、何か事情があって行けませんでした。
 週末の夕方、仕事の資料やシンポジウムの原稿に行き詰って、youtubeで何気に見ているうちに、たぶんレレオン・ラッセルのSong for Youからいろいろとつながって行きました。