夏の雨

 イギリスのジャズ・ロック(そんなジャンルがあったんです)のトランペット奏者イアン・カーによる1972年の作品『ベラドンナ』の2曲目が"Summer Rain"。昔アナログ・レコードでもったいたけれどCDでも買い足しました。
 イアン・カーはドン・レンデルとの双頭バンド、ニュークリアスで有名です。キーボードのGordon Beckは映画「フレンチ・コネクション」のサントラでも知られているし、Soft Machineの中心メンバーになるAllan Holdsworthのギターもいい。
 "Summer Rain"は時々雨の休日や夕方に気分を出す?ためにかけます。複数の管楽器とエレピ、ベースによる荘重なイントロに続いてイアン・カーによるペットのソロが中位にフリーでいいです。僕はオーソドックスなモダン・ジャズよりもフリー寄りの演奏スタイルが好きなので好みです。雨の日曜日何かこれでビール(とウイスキー)がいけます。雨よもっと降れという気分です。