アララギとオンコ

 昨日は年内最後の授業で「基礎ゼミ」と「英語講読」の試験。その後ゼミ発表2番手の学生と面談。構成の再考などを話す。夕方はゼミ生2名と小コンパ。年末の宴会候補の店に行くがいまいち。2軒目の「焼き鳥じゃんぼ」で昔の「エルフィン・ランド」の元常連と30年ぶりの再会。
 アメリカ文学会の北海道支部のホームページをK先生と担当しているが、トップ・ページの植物の画像を楽しみにしている。
 いつも画像のファイル名が英語の略語にしてあって、それをを調べるのが楽しみでしたが、今回はそれが分らずらず残念ながらK先生にきいてしまいました。
 回答は「アララギ」。僕は画像と説明から「オンコ」かなと推測して、「オンコ」と「イチイ」の英語名を調べたのですが、画像ファイル名の"arrg"は"arrangement"としか辞典には出ていなくお聞きした訳です。
 で、「アララギ」という答えを頂いて、あの伊藤左千夫斎藤茂吉の、「アララギ」かと思いだしながら、「国語辞典で確認すると「イチイ」の別名、さらには「ノビル」、「ギョウジャニンニク」の古名とあって、最初に画像からイメージした「オンコ」は間違っていなかった。その「オンコ」は豊平時代も数年前までいた西野の家にも庭には「オンコ」が数本あって、その実を食べたりしました。その常緑の緑と赤い実を視覚的に愛でるようになったのは、中年以降ですが。