英語の作法

 やっと結論まで書いた英文のネイティヴ・チェック(英語を母国語とする人にみてもらう)を学部の同僚にしてもらうべくメールに添付した。すると早速返信があり、「これって読み上げるものなの、書いたものを読んでもらうの」という質問。確かに聞かれればもっともな疑問だ。しかしこれはプリントした原稿を資料として前もって参加者に送り、当日のワークショップで同じものを書いた本人が読みげるスタイル。と言う事は、両方の文体が成立する。と言うかどちらの目的でも通用する文体にする必要があるかもしれない。チェックするアメリカ人の同僚も大変だが、僕にもそんなフレキシブルな文体は駆使できない。
 それと別に書いていてI"が多いかなと感じていた。出来るだけ一人称の主語を避けると、受動態が多くなり、またそれを避けるために別な表現を探すことになる。
 またワークショップの進め方だが、予め送っておいた原稿を読み上げるのは、限られた時間がもったいないような気がする。発表者は原稿の内容を要約し、それに補足・追加をして、議論の時間を増やすのは難しいだろうか。僕も助言委員(あまり役に立っているとは言いづらいが)の一人なので、そのあたり機会があれば提案したい。えと、それって前にも話題になって、何らかの理由で却下されたかも。最近(前から?)記憶が不確か(年齢とお酒のせい)なので、きちんと覚えていません。