懲りない人って?

 昨日は入試の試験監督だったが、前日深夜眠れなくて始めたナイト・キャップが多すぎた。午前中つらい(笑)思いをした。実は前のエントリー「雪祭とアイリッシュ・パブ」を書いていたのです。右上に書き込んだ時の時間が表示されています。飲む量もビール小瓶とウォッカ1ショットならだいたいOK。これにウィスキーが1ショット追加されるとだめみたい。どの分量でどうなるか大体は分かっているのにやめられない。すなわち懲りない人とは自分の事。
 帰宅後、家内が園芸講座で留守なのでジョン・マクラフリンを大音量でかけながら、ビール。つづいてウィスキー。やはり懲りないか。
 写真はシングルトンっていう銘柄のウィスキーなのですが平べったいボトルの形が面白くて買いました。右の画集はワイエスの『カーナー農場』。昨年末物故した作家や画家について自分の関心のあるアップダイクについては書いた。オルビーについてはあまり良く知らないし、ワイエスについては関心はあるが、アメリカ絵画全体について書いていたので、特にと言う感じだった。
 しかし片岡義男の『日本語の外へ』(1997年)を読み返してみると、最初の軽井沢でのワイエス展についての言及があり、ワイエスのペシミズムから、イラクのクェート侵攻、そして湾岸戦争の話になる。それでワイエスの画集を眺めながら飲んでいたのです。
 懲りない人は、日本語と英語、アメリカと戦争、絵画とそれが語りかけるもの、音楽の身体性、時代に寄り添い過ぎるメディア、文学の意味(そして無意味さも)、美味しい食べ物、心を癒す植物などについて、研究と授業のメモ的な意味も含めて懲りないで書き続けるつもり。