原稿の字数

 退職の挨拶を3本書く予定です。というか1本は提出。これは大学の教養部で出していた紀要(≒機関誌)を20年間の教養部解体の時に大学全体の機関誌に模様替えした媒体。これは旧教養部の語学教員が専門の論文を投稿する場にもなっていたし、学部の機関誌と執筆・投稿時のタイミングが合わない時に学部の専門担当の教員が投稿するのにも使われてもいました。
 まずそこには提出。後は大学の広報と人文学部の紀要。で大学の学報の方は300字なので簡単です。これは大学全体で5名以上の退職者がいるので、字数は少ない。学部の紀要の方は今年度は僕が唯一の退職者なので字数は自由。でもたぶん3000字強になるでしょうか。
 字数といえば、学部の語学研修の参加者に課している報告書の字数が700字。これは少ないです。担当として読んでいますが、この字数ではどれも似たように感想文になってしまいます。これをやはり学報や大学の留学案内や学部の報告書など3〜4種の媒体に掲載するので、字数の追加を学生に頼んだりするようです。だとすると、最初から1000字や1200字、さらには1500字程度書いてもらえばいい。今は3週間と14週間の研修期間の学生に同じように700字なので、14週間の方は1500字くらい書ける経験をしていると思います。
 結論としては、字数が少なすぎると何も書けない。多過ぎると、余計な事も書かざるを得ない。つまり適切な字数の設定がけっこう重要になるという事でした。