濃い?飲み会

土日は武蔵女子短期大学で英文学会の北海道支部大会がある。その土日は帯広で保護者懇談会があるので欠席です。でも金曜日にシンポジウムのメンバーが集まっての飲み会があり、札幌側の一人として参加。これが濃いというか、日本の英文学会・アメリカ文学会の重要な研究者たちが集まってきたような、凄いメンツでした。英文学会の元会長のTH先生(東大教授)、前会長のTJ先生(東大〜法政大教授)、元アメリカ文学会会長H先生(元東大教授)。それにマーク・トウェイン研究の中心人物のG先生(立教大教授)。この人たちがみんな東大の英文科の先輩・後輩同士で、少し馴れ合い気味の罵倒(上品ですが)が繰り広げられる。
 TH先生は、札幌で集講義がある時などご一緒するが日本酒やウィスキーに詳しく、英文学の話よりもその話題の方が多い。ヴァージニア・ウルフの専門家で、フランケンシュタインについての著作もあるTJ先生は僕よりも2歳若い札幌北高の出身。お父さんが北大〜藤女子大で教えていて、僕は北大の大学院の時に『嵐が丘』を読んでくれました。この先生の弟さん、つまりTJ先生の叔父さんが札幌西高で英語を教えていて、家内が教わったそうです。札幌の英語教育・英文学の名門という事になりますか。
 東大を退官して、ミステリー作家専業となったH先生については何度も話題にしています。そんな凄いメンバーと気楽に飲めて楽しかったけれど、2次会に行く諸先生を羨ましく思いながら、僕は翌日の出張のために帰宅しました。