On Drinking

 二日酔いの朝は、前夜への反省と、この二日酔いをどう直すか、そして今日の一杯をいつから何を飲んで始めるかについて思い悩む。
 でも今回くらいきついと、ひたすら寝てつらい時間をおやり過ごし午後遅くまで半死状態でした。午前中遅く果敢にも?ビールで二日酔いを中和すると言うか迎え酒を敢行しました。これは悪化にもまたは改善にもつながらない無駄な行為の様でしたね。以前ビールにウイスキーを付け加えて散々な目にあいました。この迎え酒と言うのは科学的な根拠は何もなく、ただ二日酔いの悪寒を、中くらいの酔いでごまかすと言う、とても気分的な対症療法です。
 この二日酔いの治療法には、二日酔いの治療法についての本や文を読むと言う方法があります。イギリスのかつてのAngry Young Menのひとりキングスリー・エイミスのOn Drinkingにはその点について詳細に書かれていますが、あまり参考になりませんでした。
 今回僕が取った方法は、前述のように原始的ですが確実な方法で、ただひたすら時間の経過に任せて、できればその不快な時間をやり過ごすために寝ると言う事です。途中大学からの電話に起こされたりしながらも、3時近くまで寝て起きたら、初級の二日酔いにまで戻っていました。ここまで来たら、もう大丈夫?後はコーヒーを飲んで、必要なメールを数通書いて、タクシーを呼び、その日の宴会に向かった訳です。