失敗

 9月1日(土)北海学園アメリカ文学会の北海道支部大会が開催されました。
 1部の飯野友幸さんの講演はとても良かったです。アメリカ詩研究の第一人者ですが、とても穏やかな人で、質疑ではcroonという言葉について、ディランがシナトラに代表されるクルーナー的な歌唱がやはりディラン的な歌唱になっている意味。クルーナーの優しい歌い方が次第に男性表象になっていく経緯。そしてcroonという言葉がラングストン・ヒューズも使っていてけっこうその意味は重層的なようです。
 2部のシンポジウムはアメリカのテレビのアジア系の扱い方、受容について。そしてアメリカ人ではない作家が英語で書く小説の言語や移動(移民、難民、観光も含めて)と共感の意味についても面白かったです。
 僕の発表は失敗で、冷や汗をかきました。10月の全国大会に向けて、もう少しテーマとタイトルに沿って取り組み直しです。
 懇親会は「ラ・メーラ」で20人も出席して盛況でした。
 写真は宮の森のすしダイニングでたべた「小キンキの唐揚」。しめさばやトロも美味しかったです。かみさんが開いてくれらお疲れさん会。僕的には反省会けん残念会です。