カキ・フライをサンドに

最近マイ・ブームなのが家で作るサンドイッチ。最近と言っても2013年10月27日のブログでも書いているので、飽きやすい僕としてはけっこう続いています。今回は別な趣向で、アメリカで食べたちょっと変わったサンドイッチを2種類紹介します。
一つはニューオリンズで食べた「ポーボーイ」。「ポーボーイ」は、poor boy から来たpo’boy で、貧しい少年でも食べる事ができるという意味でしょうか。でも中身はリッチと言うかヘビーです。カキ・フライをバゲットではさんだサンドだからです。これはケープコッドの先端のプロビンスタウンでも食べましたから、アメリカのどこにでもあるのでしょうね。
ただアメリカのサンドイッチの名前は、submarine, wedge, hoagie, hero, grinderといろんな名前があるんですね。submarine は潜水艦型のロールパン、wedgeは「クサビ」なので、楔形の三角サンド。Hoagieはニューヨークのhog islandから来ているようですが、パンの形、フィリングには関係なさそう。Heroも同様です。Grinderはバゲットにいろんな具をはさみ、噛むのが大変なのでこのように呼ぶと言うのが一説。
 さて2種類目のサンドイッチは「フィリー・ステーキ」。名前はステーキですが、ロールパンに牛肉の薄切り肉を炒めたものと溶けたチーズをはさんだサンドイッチ。発祥の地であるフィラデルフィアでよく食べましたが、ニューヨークでも見つけて懐かしく食べました。「ポーボーイ」も「フィリー・ステーキ」も、oilyでcheesyでジャンクな食べ物で、でもそれがアメリカらしく印象に残っています。